交通事故の後遺障害とは?
交通事故の後遺障害とは、・・?
よく間違うのが後遺症と後遺障害です。後遺症とは、事故後の単なる残存症状です。
後遺障害とは、一定の基準を以上の残存症状です。
ここで言う一定の基準とは、医学、法律、および保険実務の3者が
組み合わされたものだと考えます。
医学では、主に整形外科、神経内科、脳外科の知識が必要です。
法律では、主に民法、自賠法、労災法の知識が必要です。
保険では、主に自動車保険、自賠責保険、個人賠償責任保険の知識が
必要です。
実は、後遺障害と一口で言っても、自賠法上のもの、労災法上のもの、年金保険上の
もの、障害者上のもの、および保険会社での基準もあります。
これらは、似た部分もありますが、同じではありません。それぞれ異なる基準を
持っていますから要注意です。