辛口法務FPのピリッと一言

人生の3大要素のひとつであるお金のお話です。

誰も、過去の経験からは直近の未来はわからない・・

FPの資格を取って20年近くになります。
現代はFP的考察が必要です。
まだ、FP資格の取得前のことですが、
私が、1件目の自宅を購入した当時は、土地バブルの最盛期でした。
ほとんどの人が、給料は右肩上がり、土地を購入すれば豊かな資産になると思っていた時代です。
あの悪名高き旧住宅金融公庫のステップ返済(金利7%−8%)をものともせず私もローンを組みました。
後に私は、固定金利への借り換え、一括返済をしましたが今考えれば明らかに当初の借入は異常でした。
たぶん、団塊世代以降の現在40歳後半以上の人たちは、住宅ローンを組んだために資産形成に失敗した世代ともいえます。
では、その時どのような行動がよかったのでしょうか・・?
今、考えればバブルが弾けて低金利になってから住宅ローンを組むのが正解でした。しかし、当時誰ひとりとしてそのようなことを言う人はいませんでした。
思うに誰も、過去の経験から直近の未来はわからない・・ということでしょう。
FP的考察とは、長期的な視点からリスクを軽減しながら人生を送ることを考えるものではないかと思っています。
その為には、過去の失敗経験と資格試験に合格できる程度業務知識が必要だとは思います。
今後は、FP的考察についての記事を中心にブログする予定です。