辛口法務FPのピリッと一言

人生の3大要素のひとつであるお金のお話です。

お金を借りる

お金を借りるに際して、当然ながら借りたお金は返済が必要になります。
大事なのは、いくら借りれるかではなくいくらまでなら返せるかです。
借りれる金額と返せる金額は違います。

身近なところでは、日本学生支援機構奨学金もそうです。
但し、これには利息のつく場合とつかない場合がります。

利息の計算は、次のとおりです。
利息=借りた金額(元本)×金利×借入期間
返せないと信用を失うだけでなく、遅れたことに対するさらなる
利息もつきます。(遅延利息)

金利には、固定金利と変動金利があります。
固定金利は、ずっと同じ金利ですが変動金利は、
その名のとおり変動します。
一般的に変動金利は、借入当初固定金利よりも低いのですが
将来、高くなる可能性があります。

また、返済方法の種類によっても、元本の減り方が異なることを
理解しましよう。
種類 ①元利均等返済
   ②元金均等返済
   ③一括返済
   ④リボルビング返済

尚、利息の金利には、法律で上限が決められています。
利息の契約は、利息制限法第1条により
10万円未満・・・・・・・ ・年20%
10万円以上〜100万円未満・・年18%
100万円以上・・・・・・・・年15%
この金利を超える金利は返済する必要はありません。
また、出資法第5条第2項では、出資業者は年20%を超えると
刑事罰の対象になります。
(5年以下懲役もしくは1,000万円以下の罰金または併科)

不必要なお金は借りないようにしましょう。