辛口法務FPのピリッと一言

人生の3大要素のひとつであるお金のお話です。

お金を貯める②

金融商品の特性です。

流動性・・現金、預金等
②安全性・・国債、公社債投資信託
③収益性・・株式、先物取引

3つの特性を全て備えている金融商品はありません。

こうした特性を踏まえ自分の目標(ライフプラン)に適した
金融商品を分散して選択します。

これ以外にも、預金保険機構ペイオフ)や投資者保護基金
の対象商品か否か、債券等の格付けはどうか、また運用コスト
などに注目します。

誰しも、収益性の高い商品を選択したいところですが、
一般人は、日常の中で運用のことばかり考えてもいられないません。

株式市場はその道の多くのプロが運用しています。
この市場価格にその道のプロでも打ち勝つのは用意ではありません。

よって私は、一般人は、市場に連動して運用コストの低い
上場投資信託ETF)のような商品を時間分散しながら長期継続して
選定することが一つの方法だと思っています。
「弱者の多数決による負けにくい法則」と勝手に命名しています。

誰も、未来のことはわかりません。
これは、1990年と2015年の預金金利を比較すれば一目瞭然です。

私は、リスクを減らしてリターンを増やす手法であると言われる
アセットアロケーションは机上の論理だと思っています。

次回は、「お金を借りる」です。